2012年10月2日火曜日

1964-Tコピー

twitterで84さんからネットワークの情報を教えてもらったので
作った1964-Tコピー。今回はドライバ構成からネットワークから
全部コピーです。徹夜で仕上げて愛知オフにもって行きましたw


ドライバ構成はSonion2389 + CI22955*2だそうです。
ただ、愛知オフでCIが2015の物を見たので、ロットによってドライバ構成は
違う可能性がありますね。


ネットワークはCIに10Ωを、2389に1.5uFを直列です。
ちなみにUE5proが2015 + 2389で、2389に1.5uFを挟んでいたので、
音の傾向はUE5proに近いといえるでしょう。
抵抗はPRPとかいうところの赤い奴。カッコいい。Garret Audioさんから買えます。


二段重ねにしたCIはまるで弁当箱ですね。熱収縮チューブを
バンドとして使ってます。配線はもちろんmogami2706。



ところで、前回のUERMコピーあたりから音導チューブにイラックスチューブを
噛ませて使っています。これだとIEM先端に開ける穴が小さくて済むので、
3ポートくらいまで開けられるようになりました。
カナル内部をUVレジンで埋めれば音漏れの心配もありません。


ここが一番見せびらかしたい部分なんだよね・・・w 細かいの大好き。
空中配線だといろいろ接触しそうで怖いです。


貼り付けの刑じゃー!WAVEの低白化瞬着使用。こいつは
超優秀な透明パテですな。フェイスプレートはデブコンET。
微妙な色ですね・・・w

フェイスプレートは裏面も磨かなくてはダメです。写真は仕上げ後ですが
まだ細かいキズが残ってますね。
磨きで調べてたらダイヤモンド研磨のページがヒットしたんですが、
#3000までのキズを完全に消さないと売り物にならないそうです。
これは#2000より前のキズも残ってしまってますね・・・。
磨きの道もまだまだ深い。1964 Earsみたいに最後にUVクリアーで
コートしちゃえば必要ない作業ですけど・・・。


なんちゃってダイヤモンドカットに仕上げましたw
今後はフェイスプレイトでもっと遊んでいこうかと思います。


周波数特性。中低域が厚過ぎるのかな、と完成前は考えていたんですが、
そんなことも無かったです。まぁ基本は低域よりですけどね。


透明シェルはUV樹脂販売業者にコンタクト取ったりしたんですが、あんまり
反応はよくないですね。個人だとまず相手にしてくれないw
UVレジンに限らず樹脂関係の知識を深める必要があり。
もう少し根本に返って考えて見ないとな・・・そもそもUVレジンは必要なのか?
一つの方法が安定してくると、そればっかり採用したくなりますが、
発想が狭められてしまう気がしますね。シェルの黄ばみにも目を
瞑っちゃってるし。これからはもう少し遊びを持たせて行こうと思います。