2014年9月6日土曜日

もうすぐ30万アクセス!私的おススメ記事紹介。

おかげさまで、ブログのアクセスが
もうすぐ30万アクセスを達成しそうです。
はじめは1年後に1万アクセスくらいあればいいなぁ、
と思って始めましたが、気づけばその10倍ですか。
ご覧いただいてありがとうございます。

さて、気づけば記事の数も100を超えていたので
「全部読むのめんどくせーな」という方のために
お勧めの記事をレビューしておきます。
順位は僕のお気に入り順です。

【第5位】ハイブリットIEM作例・完成編 

ブログ最初期の完成品が載ってます。
一番最初に乗せた作例はハイブリッドIEMだったんですね。
その後、ハイブリッドIEMはTRIOへと進化するわけですが。

【第4位】初ユニバーサル? 『タカチくん』製作編 

へんてこユニバーサルIEM「タカチくん」を製作した記事。
UE900が発表された直後で、
手持ちのTWFKと33A007で作れるぞ!と思い
突貫工事で作ったのを覚えてます。


【第3位】UE7proプロト作成 その1「位相編」 および

音導チューブ長さとフィルタ位置

 UE7proもどきを作ろうとして、2015と2389の
位相ズレに苦心した際の記事。
「フレックなんとか」的なものに気づきつつありました。
特許とっておけばなぁ・・・w
(実際のJH特許出願はこの記事より早いです、冗談ですy)

【第2位】甦る?UE10pro

 カスタムIEMを知るきっかけとなったのがUltimate Earsの
UE10proだったのですが、
自作を始めたころにはもうディスコン品に。
市販部品で復活させちゃいました。

【第1位】ヘッドホン祭に出展してきました!

ヘッドホン祭はいろんな人と出会うきっかけとなった
催しだったのですが、ついに出展することが
できました、という記事。
ヘッドホン祭に出展した効果はびっくりするぐらい大きく、
ここ数ヶ月の売り上げは、去年全体の倍近くになってます。
オーダーで支えてくださった皆様、本当にありがとうございます。


気づけば2ヵ月後にはヘッドホン祭ですか。
しばらく忙しい日々が続きますが、
今年の夏は救急車乗らずに済んだのでw、
体に気をつけつつがんばります!

それでは。

もしもカスタムIEMを洗ってしまったら・・・?

久しぶりに雑記帳的話題を。
じつは買ってましたJH5pro.

カラーシェルにクリアフェイスプレート
という流行の?組み合わせ。
プチプチにくるまれて届きました。うちと同じw

僕が一番最初に作ったオリジナルIEMも
CI22955とED29689のみの2ドライバIEMでしたが、
JH5proも同じ構成です。

『血染桜』とかいう中二センスネーミング。懐かしいです。

このJH5pro、非常にバランスがよく聴き疲れしないです。
作業中につけるIEMとしてはちょうどいいなぁと
しばらくメイン機にしようと思ってました。

ところが。

これが届いたのが6/26. ポタフェスの2日前。
ポタフェスにもこっそり持ち出して、話のタネにしておりました。
さっと取り出せるようにズボンのポケットにしまいこんでたんですね。

実家に戻り、部屋着に着替えてソファーで
居眠りしていたら・・・

しっかり洗われてました(ズボンごと)

「なんでズボンにイヤホン入れてるの言わなかったの!」
と母。なぜか責任の所在が私になっていることに
すこし驚きつつ、そのときは特に腹を立てることもなく
 朝飯を食べてポタフェス2日目に。

軽く音を聴いてい見ると、左は変な音ですが鳴っていて、
右はまったく音がでません・・・。



イヤホンを洗っちゃう、という事故は昔からのIEMあるあるネタで
掲示板等に報告されてるだけでも、
iPod付属品から6万円超のSE530(当時)までとさまざま。
いまこの瞬間もどこかのだれかのIEMが
洗濯機のドラムの中で2回目のすすぎを迎えてることでしょう。

不幸な事故から2日たったら、左側は低域が復活しそれなりの音に戻りました。
右も低域は復活しましたが、依然として高域が鳴ってない感じです。

これが届いたときのJH5proのf特。



んで、こちらが洗った後のf特。



やはり、右はツイーターのEDが死んでしまっている感じで、
左はフィルターがおかしくなっているのかへんなf特になってます。

「とりあえず1週間くらい放置して自然乾燥させる」
というのが定番の対処法なので、2週間くらい放置してみましたが・・・

右のツイーターは復活しません。
みなと補聴器さんによると、補聴器では汗などで
フィルタ(音響抵抗)が詰まることが多く、そういう場合は
音が聞こえなくなりますよ、とのこと。

「これもフィルタがつまってるのかな?」と思い、
針でフィルタに穴を開けてみましたが、変化なし。


見た目は納品時の新品状態とぜんぜん変わりません。
死んでるんだぜ?それ・・・

なんかこの辺でだんだん腹が立ってきましたw
この前怒らなかったのは心の器がでかかったのではなく
単に寝ぼけてたからのようです。


ついカッとなって殻割りしちゃいました。
せめて特注品のCIだけでも取り出せればと思いまして。

この時点であんまり一般性のない記事になってきましたが気にせず続けます。

フライングガールはかっこいいのでそのままにして、
ドライバを取り出すためにシェルをバリバリいきます。

念のために裸のEDのf特をとってみると、
低域がほとんど出力されてませんが、4kHz以降は出力されてます。



まったく死んでるわけではなさそうなので、シリカゲルと一緒に
袋に保管しておきました。


ところでこのシリカゲル、最近巷で話題の?補聴器用乾燥機も
シリカゲルと温風で乾燥させるのが一般的なようです。
Amazon等で「補聴器 乾燥機」と検索すると
いろいろでてきますよ。


ばらす前にこういうのに入れて1~2週間ほど乾燥させるのが
いいかもしれませんね。
まぁ洗っちゃったのが1万円以下のIEMの場合、
新品買えるじゃん・・・という値段ですが
カスタムの場合は1台は持っておいてもよさそう。

さて、シリカゲルと同封して2週間くらいたちました。
どうなったかなとf特を図ってみると・・・


なんと全く鳴らなかった右のEDが復活してます!
洗濯の水が、フィルタを通り越してBAの中にまで
侵入してたんですね。
シリカゲルくんが見事に取り除いてくれました。

さて、そんなこんなでシェル以外は事なきを得たJH5pro.
これからこいつをどうしてやりましょうか。

カスタムIEMを洗ってしまったら・・・

0.まずメーカーに修理依頼。おそらくは有償修理ですが。
1.シリカゲルの入った袋に入れて2週間くらい放置。
2.補聴器用の乾燥機を使えばなお良し?


(ここから先は自分で何とかできる人むけ。保証は一切しませんよ!)

3.だめならバラしてBAドライバをまたシリカゲルと一緒に袋に入れる。
4.祈る
5.ドライバが無事ならシェルを作る。

とにかく、無造作にポケットに突っ込んでる人は要注意です!
それでは。