今回はいきなり完成編です。このIEM自体は3月くらいから作ってたのですが、
だらだら先延ばしにしてたら9月になっちゃいましたw
DEVILOCKなる音楽イベントに誘ってくれた友人の為に作ったIEMです。
他人のIEMとしては2作目。チケット代をおごってもらったので、
ちょうどチケット代くらいで作れるIEMをお返しにということで作りました。
アーティストの耳に注目してたのですがw、IEMをつけてる人はいなかったですね。
一人か二人つけてるかな?ってレベルでした。
あんな音圧と音量に晒されてたら難聴になるんじゃないかな・・・
タミヤの透明プラ板に裏からシルバーを吹いてます。
シャインシルバー → マイカシルバー → シルバー → クリア の順で
徐々に輝度を下げてって色の層をつくりました。最後のシルバーは
透け防止の意味合いが大きいのですが。
塗装の上から接着剤を塗ってるので、もしかしたらフェイスプレートが
ポロっと剥がれちゃうかも。本物の金属を使えばそんな心配は
ないんでしょうけど。
透明プラ板ですが、磨きこむとガラスっぽい質感がでます。
朝になんとな撮った写真ですが、なかなかいい風合いでしょ?と自画自賛。
耳に入れるとサイバーな感じになると思われます。
内部配線はオヤイデで購入した古河のケーブルを使用。
比較的太い線材を使うことでメカニカルな印象を狙ってます。
攻殻機動隊とかそういうのが好きな人なんでねw
音質に与える影響は知りません。まぁ太ければ悪くなることはないでしょう。
ドライバは CI22955 + ED26986 です。ネットワークは
EDに能率あわせの4.7Ωをはさんだだけ。低~中域の音圧が高くなってます。
イヤホンはiPod付属のものを使ってるイヤホン暦の短い方なのでw、
音に好みが出てきたら調節しよう、ということにしました。
手持ちのUMリシェルと比べてみましたが、耳道の形が全然違いますね。
比較的カーブが緩やかでまっすぐ伸びる耳道です。うらやましい。
本来なら周波数特性を計測するところですが、手持ちのカプラと
あまりにもサイズが合わないので、正確に計測できませんでした。
スレで周波数特性とその計測について、素晴らしいアドバイスをいただいたので、
後日記事としてまとめたいと思います。手持ちのカスタムIEMの
周波数特性を測ってみたいぜ!っていう方の参考になればと思います。