スレでハイブリットIEMの話題が挙がってたんで作業工程を乗せます。
初代スレでもちょこちょこ質問を受けてましたね・・・。
実は、これは自分用ではなく父の日用に作った父親向けIEMですw
他人用のIEMとしては2作目だったりするんですが。
遺伝なのか耳道の形が似ていますが、こちらの方がより細くなっています。
中に埋め込むドライバは、Shureから流用します。左がE4C、右がSE115。
どちらも名機ですね。SE115はShureとしてはめずらしく元気な低音です。
いずれもジャンクをオクから購入。
E4Cからばらしていきます。フィルターが交換式になっているので、ある程度は
綺麗にばらせます。
対して、SE115は壊すつもりでバリバリやらないと、ダイナミックドライバを取り出せません。
取り出したE4CのBAドライバ。Knowless製です。レザー刻印で6805とあります。
おそらくED26805と同じものと思われますが、定かではありません。
半田パッド側にベントが設けられています。低音量が増えるんだとか。
SE115のダイナミックドライバ。サイズは7mm位だと思います。
あとはこいつらを結線して、シェルの中に入れるだけなんですが、前述したように
耳道が狭い人のIEMなので、音導チューブを通すのがとても難しい。
次の記事で今回採用した方法を紹介します。