2013年2月9日土曜日

くりぬきシェルの本気とポタ研参加

またもや気の利いたタイトルが思いつきませんでしたw

デブコンETの硬化剤が黄変してきたので、早く使いきろうと思って
なんとなくシリコン型にデブコンを流し込みました。


緑色に見えますが、これは硬化剤の黄変の影響です。完全硬化したら
だいぶ黄色味が薄れました。デブコンは透明度がとても高いです。
普段はフェイスプレートなどを作ってるんですが、今回はシェルも
デブコンで作ってみます。


当然、中が詰まってますから、気合でくり抜きますw
片方45分くらいですが、慣れないともっと時間は掛かります。


中身はWestone3×6を模して、3300+DTECの低域、TWFKという
6ドライバ構成にします。何気に、このブログでDTEC初登場だったり。

ところが困ったことが起きました。DTECとグループバイで購入した33A007ですが、
スパウト(BAドライバの音導孔)がドライバ中央にあります。
33A007とDTECを束ねると一つの音導チューブにおさまりません。
新調したシェルは、第2カーブ以降もかなり残したので、
ポートを3つ空ける余裕がありません。どうしたものか・・・


そこで、しかたなくイラックスチューブを使います。これは内径が1.2mmで
外径も2.0のやつかな?この2本を、ドリルで開けた1本の音導孔に詰めます。
隙間はUVレジンで埋めます。


さて、くり抜きシェルは、そのままだとリューターの切削痕で無骨なイメージの
シェルになります。まぁ手作り感があって味といえば味ですが・・・
そこで、内側にUVレジンを垂らし、切削痕を埋めて表面を整えてやります。
フェイスプレートもデブコンET。


カットして、貼り付け。この時点でこの透明度。
リューターで角を落として、磨いていきます。
デブコンシェルですが、磨いていると硬化不良と思われるスポットが出てきます。
極薄いスポットなので、ペーパー掛けでとれるのですが、
1200番くらいまで磨いたところでようやく判明、ということも多々あります。
その度に#400からやり直し。もう二度とデブコンで作らんw


磨き終わり。すっげえ透明度。満足満足。


イラックスの音導孔はこんな感じに仕上がりました。ちょっと面白い形。
で、イラックスにフィルタは詰められないので、コイツを掘り返して
フィルタを詰める必要があります。だけど汚らしくなりそうなので辞めときます。
音は・・・二の次ですw

さて、明日、というか今日の午後くらいにポタ研にお邪魔します。
持ってくIEMはこいつらだ!

UE10pro-K

1964-V3 Clone

 Westone3*6 Clone

 TF10pro-improved


こいつらをこれ見よがしに首からぶら下げてたら僕ですw
試聴も可能なので見かけたらお声掛けください。




よろしくどうぞ!