「KL-カノンのスイッチオプションってどんなもの?」
というお問い合わせを多数いただいております。
が、現在、製品の強度に不安な点があるので
注文受付を一時停止させていただいております。
コンセプトとしては以下のようなイメージです。
スイッチといっても、スライドスイッチ等ではなく、
フェイスプレートの一部を取り外すことで、ドライバの構成を変えます。
スイッチ部の取り外しは、ネジを緩めることで
行います。ピンソケット部の保持だけでは
不安だったので、ネジを取り付けました。
ただ、このナット周りの強度が確保できませんでした・・・
ナット自体は樹脂で封入しているのですが、それでも
陥没したり、シェル内に落ち込んだりします。
これが解決できればいいんですが。
スイッチは三種類あり、それぞれ4ドライバ、5ドライバ、6ドライバ
の構成が切り替えられます。この辺は色による識別を
できるようにしたいですね。
5ドラ状態と6ドラ状態。ネジ部は掘り込みが有って
フェイスプレートとツライチになるように細工しています。
5ドラと6ドラ状態の比較。ドライバの切り替えによって
音場や低域の量感が変わります。
ドライバが増えると、よりフラット傾向になりますね。
コンセプトとしては面白いのですが、
現状では「製品としての強度」が確保されてません。
あと作るのに時間が掛かりすぎです・・・w
スイッチ部をもうちょっと簡単な機構にして、
3Dプリンタなどの自動成形を利用すれば
強度確保と時間コストの削減ができるかもしれません。
・・・ソリューションを持った方、いらっしゃいませんかね?
製品として万全を期すために、しばらく
改良を重ねたいと思います。
経過報告等はブログでするので、ご注目いただければ幸いです。