2020年5月29日金曜日

e☆イヤホン様各店舗、フジヤエービックPart3様店舗での受注・試聴を5/30(土)より再開いたします。

平素よりくみたてLab製品にご注目いただきまして誠にありがとうございます。

くみたてLabでは、昨年7月の事務所移転作業とコーティング割れ問題研究の影響で長らく新規受注を停止してきましたが、既報の通り5月15日より新規受注を再開いたしました。

この度、全国の緊急事態宣言が政府より解除されたこと、またe☆イヤホン様各店舗およびフジヤエービックpart3店様が店舗営業を再開されたことを受け、代理店様各店舗での新規受注及び店頭試聴を再開していただくことになりました。

再開は5/30(土)からです。

【e☆イヤホン様各店舗】

e☆イヤホン秋葉原店 カスタムIEM専門店(7F)
e☆イヤホン名古屋大須店
e☆イヤホン梅田EST店
e☆イヤホン大阪日本橋店

【フジヤエービック Part3店様】
フジヤエービックPart3 中野ブロードウェイ3F

上記の各店舗にて、新規注文受付と店頭試聴を再開いたします。

ただし、フジヤエービックPart3店様につきまして、試聴機の展示作業準備が継続中のため
店頭での試聴は後日のご案内となります。この点ご留意ください。

引き続きくみたてLabをよろしくお願いいたします。

2020年5月15日金曜日

知っていますか?『くみたてLabでカスタム注文~お届けまでの流れ』

皆様、大変お待たせをいたしました! 
本日5/15(金)よりカスタムIEM各機種の新規受注が再開いたしました。(KL-CORONA、螺鈿『KumitateK』を除く。)

ご注文はこちらの弊社公式HPから。




前回の受注からだいぶ期間が開いたこと、また試験的に『プレフィット』サービスなどを導入したこともありますので、
くみたてLabでのカスタム注文からお届けまで、どんな流れになるのかをおさらいしておきましょう!



 1.くみたてLabのWebサイトで注文をする。


くみたてLabの公式サイトで、ご希望の機種の注文をします。
シェルカラーやフェイスプレートデザインがたくさんあって迷ってしまう!という方は、
ぜひ『くみたてLab デザインブック』をご参照ください。ダウンロードはこちらから。



カラーの組み合わせはどんなものが良いか、などアドバイスも載っていますよ!





これらのデザインブックの内容や、弊社公式Twitterなどで情報をチェックしながら
ご希望の機種を決めていただければと思います。


ん?



2.インプレッションを採取し、弊社まで送付する。 


今回の新規受注では、すでに弊社でご注文をいただいた方、インプレッションがお手元にある方限定での受注ですが、
通常はインプレッションを採取してもらいに、補聴器店さんやeイヤホンさん各店舗に行きます。こちらも参照ください。



3.弊社からプレデリバリー試聴機が送られてくる。 


ここからが、弊社独自のサービスなんですが、くみたてLabではお客様がカスタムIEMの完成をお待ちの間、ご注文した機種の試聴機を使えるというプレデリバリー・サービスを行っています!



ユニバーサル形状の試聴機はカスタムIEMとは音が異なるのですが、お待ちの間は試聴機で音をお楽しみください。



4.『プレフィット』サービスのテストシェルが送られてくる。


さて、今回試験的に始まったサービスがこちら。弊社がインプレッションを受け取りましたら、直ちに加工・テストシェル化してお客様にお送りします。



このテストシェルを元に、完成品のカスタムのフィット感を調節していきます。
フィット感の感想のやりとりなどは、Skypeなどのツールを使うことを検討しています。
メールなど文面でやり取りするよりも、直接お話して行った方が効率がいいかな?と考えています。1回から3回程度のやりとりを終えて、フィット感を決定します。 
フィット感が決まったら、弊社は製作の続きを行います。


 

5.カスタム完成のお知らせが届いたら、プレデリバリー試聴機を弊社に返送していただく。


今回の受注から、3件ずつ(スケジュールにより変動あり)受注して製作が完了したら受注再開、というフローにしたので、バックオーダーがたまりすぎることも無いかなと考えています。
なので、フィット感確定後、最大1ヶ月前後でカスタムIEM完成のお知らせが弊社からお客様に届けられると考えています。

お客様は、完成のお知らせを受け取りましたら、プレデリバリー試聴機を弊社に返送いただきます。返送は、送付した際に同封したレターパックを利用してお送りください。



6.弊社が試聴機を受け取ったら、完成品が発送されお手元に! 


大変お待たせをいたしました!弊社がプレデリバリー試聴機の返送を確認次第、完成したカスタムをお客様に送りして終了です。届きましたら、カスタムIEMで音楽をお楽しみください。 




以上が、くみたてLabでのカスタム注文~お届けまでの流れです。なんだか面倒くさそう?
そうですね、でもカスタムIEMは買う方も作る方も、じっくり時間をかけて共同で完成させていく、というような製品であると考えています。手軽に買えたり、すぐに完成したりする製品もすばらしいですが、たまにはこんな手間のかかる製品もいかがですか? 

ということで、再開した くみたてLab製品 をよろしくお願いいたします! 

2020年5月13日水曜日

くみたてLab、5/15(金)より新規受注を再開します。

株式会社くみたて Lab(本社:千葉県市川市、代表取締役:伊藤良祐)は、 2020年5月15日(金)より、新規受注を再開します。
再開時刻は19:00頃を予定しております。

ご注文はこちらの弊社公式HPより受付をいたします。

なお、現在緊急事態宣言が発令されており外出自粛が要請されていること、またカスタムIEMの製作担当者が1名のため、
以下の条件のいずれかに該当する方にのみ、新規受注を受け付ける事といたしました。

2017年以降に弊社でご注文をいただいたお客様(保管しているシリコン型で製作します)。
・すでにインプレッションが手元にあり弊社に発送が可能な方
インプレッションの3Dデータがお手元にある方
・新規受注は、3件程度の予定です。3件の製作が完了しましたら、次の受注を開始いたします。
・受注を再開する機種は、KL-CORONAを除くカスタムIEM全機種になります。
・スペシャルデザインサービス『螺鈿“KumitateK”』につきましては、再開いたしません。


新サービスのご案内


新規受注開始から、下記の内容で新規サービスを開始します。


【プレフィットサービスの開始】
完成後のIEMシェルのフィット感を、あらかじめ確認できるように弊社から確認用のテストシェルをお送りします。

テストシェルのフィッティング感を元に、カスタムIEM完成前にシェルのフィット感を調整し、納品後のリフィットの手間を減らすようにします。


【コネクタ脱着クリップの付属】

 
弊社カスタムIEMからケーブルを外す際、簡単に外せるように設計したクリップが付属します。


 (画像は開発中の物です)

クリップは、新規受注再開以降の弊社カスタムIEM各機種にかぎり有効です。
弊社旧製品、弊社製品以外のMMCXコネクタ脱着には使用できません。


【新コネクタ“Pentaconn Ear イヤプラグ”の採用】

MMCX、2ピンコネクタに続く新しいIEMコネクタとして、”Pentaconn Ear イヤプラグ”を
採用いたしました。新規受注再開から、同コネクタでの製作を受付いたします。


(画像は開発中の物です)


 なお、下記のサービス、保証規定につきましては終了または変更をいたします。

【樹脂充填オプション】
 

一部機種につきまして、シェル内部に樹脂を充填する「樹脂充填オプション」をご用意してまいりましたが、コーティング割れ問題の対策でシェル作製樹脂を変更しましたところ、従来より製作が難しくなってしまいました。5月15日からの新規受注では、本オプションは終了となります。

【リフィット対応について】

5月15日以降に受注した弊社カスタムIEMのリフィットは納品後2か月間、1回のみ無償対応とさせていただきます。その後のリフィットは有償対応となります。

ご注文は、下記の弊社公式HPよりお願いいたします。

https://www.kumitatelab.com/site/


フジヤエービックPart3店様、eイヤホン様での店頭試聴・店頭受注の再開は、各店舗営業再開のタイミングでのご案内を予定しております。

また、インプレッションをお持ちでない方のご注文受付、新規デザインオプションのご案内は、6月以降を予定しております。引き続きご注目いただけますと幸いです。

今後とも、くみたてLab及び弊社製品をよろしくお願いいたします。


本件に関するお問い合わせ
株式会社くみたてLab 
〒272-0004 千葉県市川市原木1-12-19-105
メール:support@kumitatelab.com
お問い合わせフォーム:https://www.kumitatelab.com/site/contactform/

2020年4月15日水曜日

弊社一部ロット・カスタムIEMのコーティング割れ修理についてのご案内と対策工法の発表


株式会社くみたて Lab(本社:千葉県市川市、代表取締役:伊藤良祐)は、 20175月から201812月納品の一部カスタム IEM について、本体表面に発生するクラックの修理を開始したことをご案内します。また、本件不具合に対して開発した対策工法についても同時に発表いたします。

カスタムIEM・コーティング割れの事例


IEM本体の稜線部分や、カナル部先端に発生することが多いです。





 修理につきまして

 

保証期間内(製品納品から1年以内)にIEM表面にクラックが発生したことを証明できるお客様につきましては、無償修理となります。弊社へお問い合わせいただいたメールの転送や、お写真などをご提出いただけますと幸いです。修理内容は、IEMシェルの再作製となり、修理完了まで1ヶ月程度お時間をいただきます。



保証期間外にクラックが発生したお客様につきましては、有償修理での対応となります。

シェルの再作製は¥27,500(税込)、IEM表面のコーティングし直しは¥16,500(税込)となります。なお、コーディングし直しにつきましては、再度本件不具合が起こる可能性があります。



シェルの再作製に際して、インプレッションの再採取は必要ありません。耳型の更新を希望される場合はご対応いたします。ただし、機種の変更や各種部品の交換、デザインの変更、コネクタ規格の変更など注文内容を変更するご相談に関しましてはお受けできません。予めご了承ください。



修理作業を行う期間として、20204月から20212月の10ヶ月間を確保しております。ご相談の件数によっては期間の延長も予定しております。ただ現在、くみたてLabではIEM製作担当が1名のため、修理作業のご案内から作業開始までお時間がかかる場合があります。修理受付の際、作業開始の予定日時をお伝えします。



本件に関するお問い合わせは、下記の弊社公式Webページのお問い合わせフォームもしくはサポートへのメールでお願いいたします。



(お問い合わせフォーム)

https://www.kumitatelab.com/site/contactform/

(サポート)



対策工法につきまして  

 
 

くみたてLabでは本件不具合を確認後、対策工法を開発してまいりました。IEM製造過程の見直し、工法の新規開発、機材の刷新、使用材料の改善、対策部品の投入などです。これら対策工法の一部は随時投入されており、20191月納品以降のIEMにつきまして、現在のところ本件不具合は報告されておりません。



対策工法の有効性を検証するため、外部委託によるヒートサイクル試験や、納品後12か月以上の期間をとって経過観察を行いました。ヒートサイクル試験の結果や、20191月納品以降、保証期間内に本件不具合が発生したという報告がありませんので、対策工法が有効であったと考えております。



本件現象の詳細と対策工法の内容については、4/17(金)に動画としてご紹介する予定です。なお、対策工法の有効性検証のために止めていた新規受注の受付ですが、再開は202057日以降を予定しております。こちらに関する発表は後日改めていたしますので、引き続きご注目いただけますと幸いです。

※4/18追記
本件問題について、ご説明の資料をスライドとして用意しました。下記からダウンロードいただけますので、ご確認ください。
『コーティング割れ問題』に関する資料はこちらです。

当初ご案内していた動画でのご説明ですが、上記ページからダウンロードいただける資料を基にご説明の予定です。こちらは現在準備中となっております。恐れ入りますが今しばらくお待ちください。