くみたてLabがブースを構える14階に、ちょっと「おや?」っと思うブースがありませんか?
そう、FOSTER Alliance Programという企画を引っさげて出展されているフォスター電機さんです。
なかなか面白そうな 企画ですよね。
くみたてLabとフォスター電機さんとの関わりは、KL-RE Fと古くはTRIOから。
低域において良好な歪率をもつFoster電機製ダイナミックド ライバを2機水平対向で設置するというアイディアで、
くみたてLabとフォスター電機さんとの関わりは、KL-RE
低域において良好な歪率をもつFoster電機製ダイナミックド
今までにな い低歪なモニターIEMが完成しました。フォスター電機さんの ご協力を得て、
FOSTEXブランドとして部品供給がされたこと を発表することができました。
KL-REFのフェイスプレートにはくみたてLabのロゴと共に 、Powered by FOSTEX の文字がキラリと光ります。
KL-REFのフェイスプレートにはくみたてLabのロゴと共に
既に発売していたTRIOにも、正式にフォスター電機さんから
KL-REFとTRIOに搭載しているダイナミックドライバは直
フルレンジで使ってもよし、BAドライバ の不得意な超低域〜低域までをサポートしてもよし、という万能な ユニットでした。
KL-REFやTRIOに関しては、筐体設計や音響設計の完成度
発売から3年半たった今でも色褪せないIE Mになったと思います。
そんな完成度の高い2機のIEMがあれば、これ以上のハイブリッ ド機の開発は必要無いんじゃないか?
そんな完成度の高い2機のIEMがあれば、これ以上のハイブリッ
正直に言って、ここ数年は個 人的にそういう思いを持っていました。
そんな中、先月の頭にフォスター電機さんから冒頭のFOSTER Alliance Programのお誘いをいただきました。
そんな中、先月の頭にフォスター電機さんから冒頭のFOSTER Alliance Programのお誘いをいただきました。
REFやTRIOに使った9mmドライバだけではなく、さまざまな直径のユニットをテストとして供給いただけるとのことでした。
一方、くみたてLabからは、ユニットを使った際のレポートなどの情報提供をすることになります。
フォスター電機の方からは、KL-REFのユニットを供給いただく際も、社内で大変苦労された様子をうかがっていました。
そんな中、FOSTER Alliance Program という思い切った企画を今回ご提案いただいたことは非常にうれしいことでした。
ぜひともやってみたい!という思いが沸き起こり、一番チャレンジングな14mm径のユニットを使い試作品を設計しました。
それが、今回フォスター電機さんのブースで展示いただく『KL-Proto』です。
今回は残念ながら皆さんに音を聴いていただける試聴機の形で出すことはできませんでしたが、
音の傾向としてはKL-METEOのチューニングに似せ、「低域の担当をBAドライバから大口径のダイナミックに置き換えたらどうなるか?」
という素朴な疑問のテストとして製作しました。個人的には、4年前の「問屋DD-KAI」
というIEM以来のハイブリッド機開発になり、難しさとやりがいを感じました。
まだまだ完成度が低いですし、勉強しなくてはいけないことがたくさんあります。
踏まなくてはいけないステップが10あるとしたら、まだ1ステップを踏んだか踏んでいないか、そんな段階です。
音についてもまだ何にも決まっていません。
フォスター電機のエンジニアさんのご協力も得ながら、少しずつ形にしていければと思います。
何年かかるか分かりませんが、くみたてLabにしかできないものづくりができたら。
そんなわけで、ヘッドホン祭当日は「FOSTER Alliance Program」にもご注目ください。
よろしくお願いします!